2017/10/18
傘を盗まれた。
会社にいたのだが、つけ麺を食べに行こうと外に出た。
雨が降っていたので、置き傘から名前の書いていないビニール傘を拝借。
店頭の傘立てに傘を入れた。
そのとき、傘立てには既にビニ傘が一本。店内には10人ほどの客。
店に入ってつけ麺を待つ。両隣には客。ちょっと窮屈。
傘立てが見える位置。
来て、食べる。うまい。
両隣の客が帰り、同時ぐらいで入口付近にいた集団客も帰った。
で、ふと傘立てを見たらない。
笑っちゃうくらい見事に盗まれてて、笑っちゃった。
で、ふつふつと怒りが湧いてきて。
俺の傘じゃないんだけど、その瞬間だけ俺の所有物であって。
俺の傘じゃないんだけど、なんだかすごく悔しい。
で、外に出たら別に傘を差さなくても平気なくらいの雨量で余計に腹が立った。
俺の傘じゃないんだけど、なんだこの怒りは。
で、俺もまた、その傘の本当の持ち主にムカつかれるのだ。
もしかしたらその持ち主もそれをどこかからパクってきたのかもしれなくて、誰かにムカつかれているのかもしれない。
怒りの無限ループ。