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鈴木其一 江戸琳派の旗手(サントリー美術館)

2016/10/09

 

サントリー美術館の鈴木其一展へ。

数ある六本木近辺の美術展の中からこれをチョイスするのは我ながら老人思考だなと。

案の定ご年配の方が多め。だがむしろその方がなぜか落ち着く。

 

まず、会場入って目に入るKIITSUの文字。後ろに透けてる朝顔がステキ。

 

気に入った作品。

◯蓮に蛙図

◯群鶴図屏風

 たくさんの鶴。とても写実的。

風神雷神図襖

 圧巻。風神と雷神にまとわる雲の描き方の違い、すごすぎる。風邪の改源

◯藤花図

◯蔬菜群虫図

 お野菜にトンボたちが群がっている図。かわいい。

◯釣鐘図

 釣鐘だけがドカンと描かれている掛け軸。これはなんかシュールで、他の作品とは違った印象。図鑑の挿絵をスクラップして拡大コピーしたみたいな感じ。

虚空蔵菩薩

◯夏秋渓流図屏風

 一枚の絵で夏から秋への移り変わりを表している。きれい。

◯十二ヶ月花鳥図扇面

 扇をキャンバスにしていろんな絵が描かれている。とにかくかわいい。

鏡餅と鼠団扇面

 これもかわいかった。

◯雛掛物

 めちゃくちゃ小さい掛け軸。かわいい。

◯金地描絵左義長羽子板

 羽子板に貴族がたくさん描かれている。この貴族たちが、いしいひさいちの画風みたいにコミックチックに書いてあってかわいい。3会場目はかわいい作品が多い。

朝顔図屏風

 これはすごい。予想以上にでかい。ツルの花の比率、隙間の具合が絶妙。

◯雪中竹梅小禽図

 雪が葉からドサッと落ちるようすを描いている。すごい。

近江八景図巻(酒井鶯蒲)

 細長い紙に鳥瞰図がパノラマみたいに描かれている。めちゃくちゃ構図がきれい。

◯日出五猿図

 お猿さんが5匹、手を繋いで輪っかになっている。その真ん中に真っ赤な太陽が出ている。ムチャクチャかわいい。5猿とご縁をかけているというなんとも縁起が良い。家に飾りたい絵。

 

 

展示会とか鈴木其一の印象としては堅苦しい展示なのかなといった印象だったけど、

めちゃくちゃかわいい絵が多くて超よかった。

もちろん写実的でカッコイイ絵もあるし、題材も人々から動物から虫から花から仏様までさまざま。

サイズもめちゃくちゃでかいのからめちゃくちゃ小さいのまで、屏風、襖、掛け軸、でっかい絵馬、扇、羽子板とさまざま。

其一がいかに江戸の市井の人々に愛され、売れっ子作家であったかが伺える。

 

会期中入れ替えで作品がいくつか替わるとのこと。いい時期に行けたと思う。しかし、それだけの作品があるとはすごいな。