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2017/03/13

 

 

年始に放送された『究極ガイドTV 2時間でまわるルーブル美術館』(NHK)を観た。

非常におもしろかった。

そこで紹介されていた小さなサモトラケのニケやミロのヴィーナス、

古代エジプトの展示品を模した青いカバの置物(かわいい)が欲しくなった。

 

調べてみたら銀座のショップにあるそうなので、行ってみることにした。

 

アパートの契約更新を済ませ、銀座へ。

MMMことメゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド。

入って2階にカバも小さいニケとヴィーナスもいたが、やはりそれなりの値段がした。

まあそうだろうな。

でも実際にルーブル美術館で見たら買ってしまうだろうなぁ。

 

その後はすぐ近くにあるgggことギンザ・グラフィック・ギャラリーに入って「仲條正義 IN & OUT, あるいは飲&嘔吐」をざっと見。

平日なので人いないだろうなと思ったけど平日のわりにはそれなりにいた。

 

それから大通りに移動したら、It`s a Sony展の看板が目に入ったので見に行った。

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ソニー製品大好き。テレビは東芝だけど。

ロゴが入った缶バッジももらった。

第9回恵比寿映像祭(東京都写真美術館)

 

恵比寿映像祭へ。都写美。

3Fの会場に入ると森村泰昌の展示から。

「銃を持つ私/ウォーホルに捧げる」。トリプルエルヴィスだー。

レイ・レイ「リサイクルド」、古跡哲平「1981-2001.」を思い出すすばらしいアニメ。見入る。

かの有名な「タンゴ」(ズビグ・リプチンスキー)も大画面で再び観られた。大学時代何度も観た。Eテレでも観た。何度観てもおもしろい。

 

「ラファ 黒い金曜日」などのフォレンジックアーキテクチャーの展示および映像。SNS時代の有能さを見た。

 

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豊嶋康子の展示。

 

そのあと、恵比寿ガーデンプレイスにある金氏徹平インスタレーションを見に。

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でかい。金氏徹平の作品はカラフルでポップで、どこに何があるかを探すのが楽しくて、おもしろい。好きだ。

この雪が積もったみたいな作品を見ていたらマジで雪が降ってきた。

 

そのあと、渋谷に行って吉祥寺にも行って。充実。

トーマス・ルフ展、デザインと工芸の境目(金沢21世紀美術館)

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金沢21世紀美術館

はてさて、多忙につき美術館にもなかなか行けずで。

年明けて1月2日、行ってきました。

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まさかのルフ展。

ほかにもいろいろやっているが。

 

ルフ展のチケットも買っちゃったけど別に買わなくてよかったなあ。

東京とは展示順が違ったけど。

東京とこっちで2回見てるの何人いるのだろうか。

 

併設の「デザインと工芸の境目」もよかった。

デザインあのデザインの観察のよう。2周した。

 

ART PHOTO TOKYO -edition zero-(茅場町共同ビルディング)

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茅場町共同ビルディングでの「ART PHOTO TOKYO -edition zero-」。

なんだかよくわからないが、なんか面白そうなものがやっていたので見に行った。

茅場町というなんだかよくわからない場所で、なんだかよくわからないボロいビルでやっていた。

 

一階は大きなサボテンが多数。かわいい。

粘着性のあるネトネトの階段を上って2階へ。

 

 

騒がしい部屋、CDが壁一面に貼ってある部屋、ナムジュン・パイク的な部屋、相変わらず男の裸ばかり撮っているレスリー・キーの部屋、臭い部屋、むちゃくちゃ臭い部屋、などいろんな部屋がいっぱい。

よかったのは青柳菜摘、宇佐美雅浩、P.m.Ken。

結局、趣旨がよくわかる作品がわかりやすくて好き。

 

 

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外からも見えた写真の山の部屋。

2016/11/14

本を売ろうとブックオフへ。

6冊ほどとゲームを2点、もらいもののワイヤレスキーボードなどを売って440円。

帰りに雨が降っていた。

キーボードも持っていたので家電も買い取っているちょっと遠い大きめのブックオフに行ったので、雨の中自転車を漕いで帰る羽目に。

440円なんてはした金のために、こんなに奔走するほど貧困してねえよ。バカ。

自転車ではなくバスを使って来たら、たぶん往復で440円以上かかる。

メルカリ、とかそこら辺のやつ、初めて見るか。

もうブックオフに売る行為というのが古臭いのかもしれない。

2016/11/12

 

もう愛してない。

ひとかけらも。

 

 

これ、幸夫が夏子に送った文面かと思っていたが、どうやら夏子が幸夫に送ろうと思ってとどまった下書きらしい。

というわけで完全に映画を理解できていなかった可能性があるので書籍版の『永い言い訳』を購入。ついでにPOPEYEも。

 

本を買って街を歩いていると自分が頭良いみたいに思えてくる。

電車内で本を読んでいると周りの携帯を睨んでいる奴らがバカみたいに見えてくる。

 

 

アプリをアプデしようとしたらiPhoneが落ち、恐怖のリンゴループ状態へ陥る。

かれこれ1時間以上リンゴマークが表示され続け、iPhoneがただただアツアツになるだけ。

ようやく終わったかと思いきや読み込み中みたいなマークがグルグルと回転する。名称のわからないよく見る、ナウローディング的なグルグルが。 

 

土曜の夜なのでオードリーのANN、続いてCreepy NutsのANNRを聴く。

radikoのタイムフリーみちみちに聴き倒してもiPhoneが復帰しないので、腹が立って苦肉の策の初期化を試みる。

ついこの間2年経ったばかりなのに、こんなまるで計られたみたいに壊れたらシャレにならん。しかも故意でないのに。これで金払って直すなど腑に落ちなさすぎる。

ので初期化。なんとか成功。即LINEをインストール。

もろもろのデータはiCloudなどのおかげでさほどダメージなく復帰。もともとストレージがパンパンだったので写真はゼロだった。バックアップ至上主義者なので大事な写真はきちんと別保存している。

携帯やらiTunesがどうのこうので音楽データがどうのこうのっていう人、よくいるし俺も昔バックアップなんて取ってなかったけどバックアップは本当に大事。ドラクエだってフォトショだってこまめなセーブが大事。

備えあれば憂いなし。クラウド時代に感謝。

映画『永い言い訳』(西川美和)


僕はねえ、夏子が死んだとき、他の女の人と寝てたんだよ。

バスが崖から落ちたとき、夏子のベッドで他の女とセックスしてたんだよ!

ヤりまくってたんだよ!キミとは全然違うんだよ!

  

―幸夫(本木雅弘

 

映画は衣笠幸夫(本木雅弘)が自宅で散髪をされているシーンから始まる。

切っているのは妻・夏子(深津絵里)。

テレビで流れているクイズ番組で、衣笠が鵺についての講釈を垂れている。

鵺は名を広く知られているにもかかわらず外見や行動などが謎に包まれている妖怪。

 

テレビに出ている幸夫の姿から、彼が国内で知名度の高い有名人であることがわかる。

幸夫自身も、本名が衣笠祥雄と同音であることがコンプレックスだった。

それを隠すため津村啓というペンネームを使っていた。

彼の本名は世間には知られていない。

 

幸夫と夏子の会話。美容師を外から招いて切ってもらっているのかと思うくらい淡白。

 

先生、奥さん亡くなってから、ちゃんと泣きましたか。

一度でも。

 

―岸本(池松壮亮

 

死んだ妻の友人の夫・大宮陽一(竹原ピストル)と幸夫との対比がよい。

朗らかな陽一、暗い幸夫。

子どもがいる陽一、いない幸夫。

夜勤のトラック運転手の陽一、家でパソコンに向かう作家の幸夫。

教養のない陽一、教養のある幸夫。

愛される陽一、愛されない幸夫。

  

もう愛してない。

ひとかけらも。

 

―幸夫が夏子に送ったメール 

 

幸夫は陽一をフランス料理店に連れていく。

高そうなワインをうまそうに飲み干す陽一。ここでもフランス料理の知識をひけらかす幸夫。

それを食べた陽一の娘・灯(白鳥玉季)がアナフィラキシーショックを起こす。

急いで娘を担いで病院へ向かう陽一。

何もできない幸夫。しっかりしている陽一の息子・真平(藤田健心)。

真平は本当にめちゃくちゃしっかりしている。それは父を反面教師にしているから。

 

子ども科学館の学芸員・鏑木(山田真歩)が、いつの間にか陽一とくっついている。

鏑木はなぜか吃音。

いつの間にかくっついているのにも、幸夫は気付かない。

いつの間にかくっついているのを目の当たりにして、あたたかい家庭がそこにあって、自分が除け者のようになって、情けなくなって、楽しいパーティの席で八つ当たりしてしまう。

 

死んだ妻を忘れられず、子どもみたいに傍若無人に振る舞っているのは幸夫のほうだった。

妻に切ってもらってから伸ばしっぱなしの髪がそれを物語っていた。

幸夫は鵺だった。

 

幸夫「俺が鵺の薀蓄語ってるのをバカにしてるんだろ」

夏子「そんなことないよ。私、鵺のこと知らなかったもん」

 

先生は私のことを抱いてるんじゃない。

誰のことも抱いてないですよ。

 

―福永(黒木華

 

あとはたびたび登場する劇中アニメの『ちゃぷちゃぷローリー』。

オープニングテーマのゆるゆる感が、映画に緩急を与える。

 

なんで結婚してないの?

幸夫くんはなんで結婚してないの?

 

―灯(白鳥玉季)

 

 泣いたこと、お父さんには言わないでほしい。

 

―真平(藤田健心)

 

初めて会ったのに、

真平のヤツ、そんなこと言ったんですか。

 

―陽一(竹原ピストル) 

 

着るにも食うにも困ってのたうち回ってよ、

思い通りか?ざまあねえなと言いたいか?

 

―幸夫(本木雅弘

 

 

永い言い訳』(2016/西川美和